サンダルでの運転は交通違反になるのかならないのか?

サンダルでの運転がなぜ交通違反になる可能性があるのか

暑い時期やちょっとそこまで買い物に行きたいとき、気軽に快適に履けるサンダルは便利です。しかしサンダルで車を運転すると場合によっては、交通違反になり罰則が課せられる可能性があります。

なぜサンダルでの運転は危険なのか、サンダル以外にも交通違反となる靴はあるのか、罰則の詳しい内容を紹介します。

サンダルでの運転は交通違反になる可能性がある

サンダルでの運転がなぜ交通違反になる可能性があるのか

道路交通法第四章第七十条には、安全運転の義務として下記の文言があります。

車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。(※)

※引用:e-Gov法令検索.「道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)」

明確にサンダルでの運転は交通違反と記載されているわけではありませんが、「ブレーキその他の装置を確実に操作し」という部分がサンダルでは違反になると考えられます。実際にサンダルでの運転はどのような危険性があるのかを確認しましょう。

適切にブレーキを踏めない

サンダルは足にベルトを通しているだけの簡易的な履物です。ズレやすく、とっさのタイミングでブレーキを踏めない可能性があります。

子どもが飛び出してきたときやスリップをしたときなどは、ブレーキを踏めないと大事故につながり危険です。滑り止めが充分でないサンダルを雨の日に履いて濡れた状態で運転するとさらに危険性は高くなります。

ブレーキに足を挟む

運転中にサンダルが脱げることもあります。ブレーキにサンダルが挟まることで正常な操作ができなくなる恐れもあるでしょう。また、サンダルが脱げたことで集中が切れ、運転中に足元を見ることで思わぬ事故につながることもあります。

事故の際けがをする

実際に事故が起きた際、車の部品やガラスを踏んで足をけがする恐れもあります。避難できずさらなる被害に遭ったり、靴に守られていない足の指がペダルに挟まって大けがをしたりする可能性もあるでしょう。

交通違反が発覚した際の罰則

サンダルで運転をして事故を起こした場合の罰則には、違反点数と罰金があります

違反点数は2点です。罰金は、大型車の場合は12,000円、普通車の場合は9,000円、二輪車の場合は7,000円、小型特殊車や原付の場合は6,000円です。サンダルを履いていたことが事故の原因だった、事故をより重大なものにしたと認められると、賠償金額も高くなります。

ルールは都道府県によって違う

サンダルでの運転が交通違反になると考えられる道路交通法の法律はありますが、その他にも都道府県ごとにルールが定められています(各都道府県の公安委員会遵守事項)。サンダル以外の下駄やヒールの高い靴など、都道府県が違反と定めている靴を履いて運転していることが発覚した場合にも違反点数はつきませんが、罰金が課せられます。

大型車の場合は7,000円、普通車の場合は6,000円、二輪車の場合は6,000円、小型特殊車や原付の場合は5,000円です。

サンダル以外で交通違反になる可能性がある靴

サンダル以外にも、道路交通法で交通違反とみなされる靴はあります。移動中につい履いてしまいがちな靴もあるため、車内に運転用のドライビングシューズを常備するなどの対策を取り、安全に運転できるようにしましょう。

ヒールの高い靴

ヒールの高い靴はかかとが安定しにくく、ブレーキを踏みにくいです。とっさのタイミングで適切にブレーキを踏めない可能性があります。ヒールの高い靴は運転に支障をきたす恐れが高いので、車内では靴を履き替えた方が安全です。

下駄、草履

下駄や草履はサンダルと同じく足にひっかけているだけで安定しません。下駄のように底が固い靴は操作性にも悪影響を及ぼし、通常通りに運転できなくなってしまいます。そのため、交通違反とみなされる可能性が高いです。

同じ理由で、スリッパやビーチサンダルも避けるようにしましょう。

裸足の運転にも注意

サンダルや下駄、ヒールの高い靴を履いて運転をしなければならない場合、「裸足なら大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれません。実際、裸足での運転は交通違反とするルールはないものの、裸足での運転はブレーキを踏む力が安定しにくいです。また、ペダルや足が濡れていると滑りやすい、ペダルに足を挟んでけがをするかもしれないなど、危険であることには違いありません。

サンダルでの運転は避けて安定した靴を選ぼう

サンダルは気軽に履きやすいものの、サンダルのまま運転すると交通違反にあたる可能性が高いです。その他にもヒールの高い靴、下駄、草履、裸足での運転も事故を引き起こす恐れがあるため、注意しなければなりません。

サンダルなどの運転に向かない靴を履いて外出したい場合は、車内にドライビングシューズを用意しておくのがおすすめです。運転専用の靴ではなくても、足全体をしっかり覆っているかかとが安定しやすい靴や、滑り止め機能がしっかりしている靴なら安全に運転しやすいでしょう。

甲皮には柔らかい素材が使われておりソールは素足にも快適にフィット。

通気性、軽量などに特化したデザインも豊富。

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こちらの記事の監修者

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