履きやすい美脚パンプスの選び方と利用方法
自分に釣り合ったヒールの高さが大事
若いころと違って、ハイヒールのパンプスを履くと疲れやすくなる年代があります。筋肉や体力の衰えもありますが、それだけが原因とは限りません。ヒールの高さが釣り合っていないと痛くなったり、疲れやすかったりします。
脚をキレイに見せる美脚パンプスを選ぶときは、自分に釣り合ったヒールの高さを知ることが大事です。ヒールの高さを測るときは、地面からかかとまでの高さを直線で測ります。ヒールのデザインの多くは曲線ですが、真っすぐでないヒールの長さは測りません。
計測しづらければ、パンプスを履いたときの身長から素足になったときの身長を引くと、ヒールの高さを計測することができます。高いハイヒールであれば脚がより美しく見えるわけではありません。ヒールが高くても、必ず脚長効果が得られるというわけではないことに注意が必要です。
美脚パンプスの条件として、ヒールの高さは身長とバランスが釣り合っていることが大切です。ヒールには7、5、3の法則があります。歩きやすく疲れにくいのは3cm、膝下がキレイに見えて動きやすいのは5cm、一番美脚に見えるヒールの高さは7cmとされています。
日本人女性の平均身長が約158cmのため、その身長と釣り合いが取れて、最も美脚に見えるヒールの高さが7cmになります。身長が163cmの女性が10cmヒールのパンプスを履くと、背が高くなり過ぎてしまい、シルエットのバランスが悪くなります。
身長が158cm以下の女性に最も似合うヒールの高さは5cmとされます。膝下を長く見せる脚長効果があり、スタイルアップできるだけでなく、歩きやすいので通勤や通学にも最適です。
TPOでヒールの高さを選ぶ
大人の女性は仕事やプライベートなどいろいろなシーンに合わせて、美脚パンプスを選ぶとおしゃれに見えます。
近所のスーパーでの買い物や子どもの送り迎え、子どもと一緒に公園に出掛けるときなどは、2cmから3cmくらいのローヒールのパンプスがおすすめです。
パンツスタイルやジーパンなどカジュアルなファッションと相性が良く、ヒールで女性らしさを表現しつつ、フォーマルすぎない印象があり、普段使いにぴったりです。安定感があるので、公園で子どもと一緒に走ったり動き回ったりしても大丈夫です。
仕事に出掛けるとき、子どもの発表会や参観日など、フォーマル感と歩きやすさが必要なときは5cmヒールのパンプスがおすすめです。ファッションにフェミニンな雰囲気をプラスすると同時に、歩きやすく疲れにくいというメリットがあります。
5cmヒールのパンプスを1足常備しておくと、柔らかい雰囲気のワンピースから、カッチリしたスーツまでオールマイティーに利用できるので、美脚パンプスとして重宝します。
女友達とショッピングのお出掛けなら、7cmヒールを選ぶといつもと気分が変わり、華やかなファッションにも映えます。高いヒールを履くとかかとが上がり、足首からふくらはぎの筋肉を引き締めてくれるので、正しい歩き方を心がければ、美脚のためのトレーニングに有効です。
インソールを活用して時々履くようにすると、痛さや歩きにくさを感じなくて済みます。
ハイヒールとローヒールのパンプス2足をコーディネートやシーンに合わせて履き替えるようにすると、両方の良いところを取り入れることができます。
歩きやすくて疲れにくい美脚パンプスとは
歩きやすさと美脚効果の両方を持つパンプスには共通の特徴があります。バランスが取れた安定感のあるパンプスは歩いていて疲れにくく、あまり足に負担がかかりません。
ヒールの高さは2cmから5cmくらいがちょうど良いです。もっと高いヒールを履きたいときは、太さがあるチャンキーヒールのようなデザインのパンプスを選ぶと、安定感が得られます。足先が細いタイプのパンプスを履くと指先が痛くなる方は、スクエアタイプやラウンドタイプの美脚パンプスをおすすめします。
つま先がとがったデザインを選ぶときは、指先に負担がかかるので、試し履きをしたときに指先が多少動かせるタイプを選ぶようにしましょう。自分のサイズに合わせた靴の選び方としては、かかとがフィットしていること、つま先に少しゆとりがあることが大事です。
また、足の横幅がフィットしていることも大切で、パンプスの縁がきつく当たったり、隙間ができたりしていないかチェックします。普段、履いているパンプスが歩きにくい場合はインソールを利用します。
前にゆとりがあって滑りやすい場合はつま先に、歩くと疲れる場合は土踏まず部分に入れると効果的です。最近のインソールはデザインも種類も豊富になっていますが、クッション性に優れたタイプが最もおすすめです。
ヒールの高いパンプスにありがちなのが、靴底に滑り止めがされていないことで、履くと滑りやすくなります。滑らないように足に力を入れるので、余計な負担がかかります。そのような場合はヒールの先の底の部分に滑り止めを貼ると効果的で、歩きやすくなります。
現在では直接店舗に行かなくてもネット通販をしているお店が多くあります。これらの情報を頭に入れ、自分に合ったパンプスを購入してみてはいかがでしょうか。
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