【解決法】靴を履くと小指が痛い人はこれをしよう。
いつもと同じ靴サイズなのに窮屈に感じる、長時間履いて出かけると痛くなってしまうなど、靴によって多種多様の悩みがあります。その中でも足の小指が靴に当たって痛くなる悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。本記事では、靴に小指が当たる4つの原因と解決法を解説していきます。
目次
靴に小指が当たる4つの原因と解決法
靴を履くと小指が痛くなる人は、以下で紹介する4つの原因と、それぞれの解決法を参考にしてみてください。
1. 靴に小指が当たりやすい足の形をしている
足の形は一人一人異なりますが、靴を履くと小指が痛くなりやすい足の形があります。スクエア型と呼ばれる足の形がそれで、五本の指先と付け根が、それぞれ横一列に揃っているのが特徴です。このタイプの足は、小指の爪先が靴に当たりやすいため、他の足型の人に比べて小指が痛くなる傾向にあります。
解決法:自分の爪先のラインに合う靴を選ぶ
スクエア型の足の人には、スクエアトゥの靴をおすすめします。足と靴の爪先のラインが合うので、どの指にも負担がかかりません。スクエアトゥは近年の流行でもあるので、パンプスやブーツ、フラットシューズなど、デザイン豊富な点も魅力です。きっと好みに合う一足が見つけられるでしょう。
2. サイズの合わない靴を履いている
靴は、縦幅(爪先からかかとまで)を伸ばすことはほぼできません。「履いているうちに馴染むかもしれない」と、サイズの合わないきつい靴を我慢して履き続ける方がいますが、横幅はある程度までは伸びても、縦幅は伸びることはないので、靴擦れが起きてしまいます。
逆に、大きめの靴や幅の広すぎる靴を履くことも、靴の中で足が泳いでしまうのでおすすめできません。足が前に滑ってしまうので爪先が靴の先端に押し付けられて、小指に痛みが生じてしまいます。
解決法: 適性サイズ「つま先に1cm前後のゆとり」のある靴を選ぶ
靴を買う時は、つま先に1cm前後のゆとりがあるサイズを選びましょう。靴の中で爪先が曲がってしまう靴屋、逆にそれ以上の空間がある靴は足に負担がかかります。
また、一日の中で足が浮腫みやすい夕方の時間帯に靴を買うのもおすすめです。「買った時には丁度良かったのに、仕事や学校終わりに履いてみるとキツイ!」などの事態が起こることを避けられます。
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3. 小指が痛くなりやすい形の靴を履いている
ポインテッドトゥなどの先端が細いデザインの靴は、どうしても靴の中で指が圧迫されてしまいます。特に小指は、靴の細くなる部分に直接押されて、爪先が内側を向き、付け根は外側に出っ張ることに。出っ張った骨が、靴と擦れて痛みの原因になってしまいます。
また、紐やベルトなど足を固定するものがない靴、ヒールの高い靴は、歩いているうちに足が前に滑っていってしまうので、靴に小指がぶつかり、痛くなりやすいでしょう。
解決法: 靴の幅は広げることができる
足に良いとされる靴は、丸みを帯びたころんとした爪先で、ヒールのないものが多いです。ほっこりした可愛いらしい印象になりやすく、ファッションやシーンによっては不似合いになってしまう場合も。また小指が痛くなりやすいポインテッドトゥのパンプスを好きな人は、足の痛みとおしゃれを天秤にかけて悩んでしまうかもしれません。
解決方法として、靴の幅を広げる加工をしてくれる靴の小売店があります。元々の靴のエレガントさは残しつつ、痛い部分だけを広げて指への圧迫を軽減することができるので、ある程度好きなデザインの靴を履くことが可能です。
きつい靴を履き続けると、指が痛くなるばかりか、靴の方も足の形に合わせて変形してしまう恐れもあります。最初から足の形に合わせて必要な部分だけを広げておく方が、元々の靴のデザイン性を損ねることなく履き続けられるでしょう。
4. 立ち方のクセやO脚が原因で靴の外側がすり減っている
立ったり歩いたりする時に、足を外側に倒す癖がある人は多いです。外側にばかり力がかかると、靴は外側が早くすり減り、斜めに傾いてしまいます。外側に傾いた靴では、内側に体重をかけるのが難しいので、さらに小指を押しつけるようにして立つことになってしまい、小指に体重がかかり続けて痛みが出るのです。特にO脚の人は、この立ち方になりやすく、靴を履くと小指が痛くなる人が多い傾向があります。
解決法: 定期的なメンテナンスで靴底が平らな状態を保つ
靴がすり減ってしまった場合は、定期的に修理に出しましょう。すり減ったままの靴を履き続けることは、小指が痛くなるばかりでなく、歩き方や立ち姿勢の良くない癖を作ってしまいます。
小指が痛む原因にもつながるので、悪循環です。修理することは一見面倒に思えますが、靴底が平らな状態を保つことは、小指が痛くなるのを防ぐ近道です。
小指に当たって痛いときは原因を特定して解決しよう
靴が小指に当たって痛い場合の原因として考えられるのは、足の形や靴のサイズ・形、立ち方の癖などです。足の形や靴のサイズが原因の場合は、自分の足に合う靴を選び、靴の幅を広げる小売店を利用するなどして対策しましょう。
立ち方の癖やO脚が原因の場合は、靴を定期的に修理に出すのがおすすめです。自分の足の特徴や正しい靴の選び方・付き合い方を知って、快適に歩けるようにしましょう。
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