【対策】土踏まずの無い偏平足の人の靴選びを解説!おすすめスニーカーはこれ
こんにちは、マーレマーレオンラインライター部です。
土踏まずのない偏平足。靴が合わずに困っていませんか?
通常の靴の形は、土踏まずがあることを前提に作られています。そのため、偏平足の人には靴が合わず、最悪の場合は足を痛めてしまうこともあるのです。
しかし、偏平足の特性を理解し、正しい靴選びをすれば、より負担を減らせます。ここでは、偏平足の原因を解説し、それに合った靴を選ぶ方法をご提案します。
目次
偏平足とは?
偏平足とは、土踏まずがなく足の裏が平らになり、地面に足の裏全体がついた状態を指します。
そもそも土踏まずとは、足の親指の付け根からかかとにかけての骨が、アーチ状になっていることをいいます。乳幼児には土踏まずはなく、8歳前後まで、足は幅広で偏平足と呼ばれる状態です。そのため、子どものときに偏平足だったとしても、何も問題はありません。
しかし、大人になってから加齢や運動不足により、偏平足になることがあります。大人の偏平足は、筋力の低下が原因です。運動不足による筋力の低下や、体重が増えたことで足の筋肉が身体を支えきれずに、土踏まずがつぶれてしまいます。
足の裏を意識して見ることは少ないため、自分自身が偏平足になっていても、気が付かない可能性があります。平らな床の上に裸足で立ったときに、床との間に隙間(土踏まず)ができていれば、偏平足ではありません。土踏まずの部分に、ペンなどを挟んで隙間があるかどうか確認するとわかりやすいでしょう。床と足の裏の間に隙間がなく、床とくっついてしまっている場合は、偏平足の状態であると考えられます。
偏平足の人の歩き方
普段、自分自身の歩き方を意識することは、ほとんどないかもしれません。土踏まずのある人は、かかとから着地し、足の中央、つま先の順に体重を移動させて歩きます。土踏まずが、着地の衝撃を和らげるクッション材の役割を果たしています。
しかし、偏平足の人の歩き方は、地面に足をつくときに、足の裏全体で着地するのが特徴です。そのため、衝撃が足や身体に、直接伝わってしまって疲労や痛みが起こります。
偏平足に合わない靴を履くと足を痛めるのでNG
偏平足であること自体が、身体に大きな影響を与えることはありません。しかし、偏平足の人が合わない靴を履き続けると、外反母趾・内反小趾を起こしやすくなります。
外反母趾とは、足の親指の付け根が飛び出して、指が内側に曲がってしまう状態です。内反小趾は、小指の付け根が飛び出し、内側に曲がる状態をいいます。外反母趾・内反小趾ともに、足の筋力が落ちてアーチが崩れることで起こりやすくなり、合わない靴を履くと悪化するリスクが高まります。
偏平足の原因と対策
土踏まずを作る足のアーチ構造を、内側縦アーチと呼びます。また、内側縦アーチ以外にも、足の外側にある外側縦アーチ、横向きにある横アーチがあります。
これら3つのアーチが、歩くときのクッション材としての機能を果たすことで、衝撃を吸収してくれる仕組みです。
また、足のアーチ構造は、前に進む推進力にも関わります。指を上げたときにアーチの筋肉がバネのように働き、元に戻ろうとする力に変わることで、前に進む力となるのです!
足のアーチを形成するのは、主に下記の4つの筋肉が関係しています。
- 長母指屈筋
- 長趾屈筋
- 前脛骨筋
- 後脛骨筋
偏平足の人は、上記の筋肉が衰えることで足のアーチ構造が破綻し、足の裏が平坦になると考えられています。
土踏まずを作る筋肉が衰える原因は、加齢・運動不足・体重増加です。加齢・運動不足が原因の場合は、アーチを支える筋力が衰えることで偏平足になります。走る・歩くなどの運動を、毎日継続することが大切です。
また、体重増加が原因で偏平足が起こっている場合は、適正体重に戻すことと筋力アップが必要です。体重を支えることのできる筋力をつけるため、運動をするのも良いですよ。
ただし、偏平足の人は、土踏まずがないため、着地の衝撃を強く受けやすいことに注意しなくてはいけません。歩くときは、足の裏全体で着地するのではなく、かかとから着地し、つま先に体重移動させる歩き方を意識してくださいね。
歩くことで痛みや疲れを感じる場合は、靴が合っていない可能性もあります。偏平足の人は、横アーチが破綻する開帳足や外反母趾など、複数の問題を抱えているケースも少なくありません。次項では、偏平足の人が知っておきたい靴の選び方を説明します。
偏平足さんにオススメの選び方
偏平足の人は、土踏まずがないだけでなく、足が幅広になったり、外反母趾になったりと複数の問題を抱えていることがあります。歩くときに疲れや痛みを感じることもあり、靴選びは重要です。
ここでは、偏平足の人が、自分に合う靴を選ぶときのポイントについて解説します。
靴の幅
靴を選ぶときに、足の長さのサイズで選ぶことは一般的ですが、幅を気にする人は少ないかもしれません。偏平足の人は、足の横アーチがなく、足が幅広になっていることがあります。そのため、靴幅が細いパンプスを履くと、痛みを感じやすくなるので注意が必要です。偏平足の人は、横幅が広いタイプの靴を選ぶとよいでしょう。
マーレマーレオンラインストアでは、商品ページで靴の横幅を確認できます。偏平足の場合は、縦のサイズだけでなく、横幅のワイズ記載(例:2E/3E/EEなど)がある靴を選ぶのがおすすめです。
靴先の形
偏平足の人が足に合わない靴を履き続けることで、外反母趾を誘発しやすくなります。親指の付け根が飛び出しているため、先の尖ったタイプの靴を履いていると、靴と擦れて痛みを伴うこともしばしばです。外反母趾は偏平足でない人でも起こる症状ですが、偏平足の人はより注意しなくてはなりません。
偏平足の場合は、靴先が丸いタイプの靴を選ぶとよいでしょう。主な靴先の種類に、ポインテッドトゥ・ラウンドトゥ・アーモンドトゥなどがあります。このうち、偏平足の人に向いている靴先は、ラウンドトゥです。ラウンドトゥは、靴先が丸くなっているため、つま先が圧迫されにくく、外反母趾の防止に役立ちます。
また、ラウンドトゥの靴は、幅が広めに作られていることも多く、他のタイプよりも偏平足の人に向いているといえるでしょう。
インソール
インソールとは中敷きのことで、主な役割は次の2つです。
- 足への衝撃を吸収する
- 足のアーチを支える
偏平足の人は土踏まずがないため、衝撃を吸収できずに痛みや疲れを感じやすいことが特徴です。インソールは、偏平足の人で起こりやすい障害を防ぎ、バランスよく歩ける手助けになります。
インソールには、あとから自分で入れるタイプもありますが、靴自体についているものもあり、ズレが少ないことがメリットです。
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偏平足の人で注意したい靴の選び方のポイントは、次の3つ。
- 靴の横幅が広い
- 靴先が丸い
- 疲れにくいインソール
マーレマーレの靴は、インソールが柔らかい素材の靴や屈曲性に優れたタイプの靴もラインナップされており、足全体で着地しがちな偏平足の人の負担を減らせます。
また、マーレマーレの靴は、つま先が丸いタイプのパンプスも種類が豊富。さまざまなデザインから選べます。幅広タイプの靴もラインナップされているだけでなく、マーレマーレオンラインストアでは、靴幅について詳細が記載されています。自分の足幅を測って、負担の少ない靴を選べるのが魅力です。