レインシューズの種類と正しいサイズの選び方を解説
憂鬱になりがちな雨の日を快適に過ごすには、レインシューズが欠かせません。
一昔前は「長靴」が基本でしたが、今は種類ごとにさまざまなデザインのレインシューズがあります。
そこで、今回はレインシューズの種類と正しいサイズ選びの方法を解説します。雨の日を楽しく過ごすためにも自分にぴったりのレインシューズを選びましょう。
目次
レインシューズの種類は大きく分けて4種類
デザインもカラーも豊富なレインシューズですが、大きく分けて4つの種類に分類されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
1. ロングタイプ
膝丈まであるロングブーツタイプのレインシューズです。大雨が降っても膝丈まで雨をガードしてくれるので足元をしっかり守ります。パンツスタイルなら普通のブーツを履くときのようにインして履いてもおしゃれです。
ただ長いだけあって脱ぎにくく、すぐ蒸れてしまうという特徴もあります。臭いがこもりやすくなるのでロングタイプのレインブーツを脱ぐのに抵抗がある方もいるでしょう。会社までの移動なら、会社に別の靴を置いておき、社内では履き替えるなどの工夫も必要です。
デザインも豊富でファッション性が高いものも多いのでおしゃれに履きこなせますが、ラバー製なのでどうしてもインパクトがあります。ロングタイプのレインシューズを選ぶときはコーディネートを工夫してみましょう。
2. ミディアムタイプ
ふくらはぎくらいまでの長さのレインシューズです。ロングブーツに比べるとかなりライトな印象になり、カジュアルなファッションにも合います。
ふくらはぎまでしか長さがないので、大雨の日や水が飛んでしまった時は服や脚が濡れてしまうこともあるでしょう。
ミディアムタイプのレインシューズを選ぶときは、履き口が広さがポイントです。履き口が広いとふくらはぎとの差がしっかりできるので、脚が細く見えます。
ただし、ふくらはぎまでの長さは脚が短く見えてしまう効果もあるので、脚長効果を狙ったコーディネートにするなどの工夫が重要です。
3. ショートタイプ
ショートタイプのレインシューズは、足首までの長さです。
ハイカットのスニーカーくらいの長さなので、コーディネートはしやすく、足元が主張しすぎないので脚長効果が得られます。
ただし、足首までしか長さがないので、足首以上を雨から守ることはできません。足首がキュッと締まっているものを選べば、靴の中は濡れにくいでしょう。
大雨の日には向かないタイプですが、1つ持っていると普段のファッションを雨の日にも楽しみやすくなります。
4. パンプスタイプ
パンプスタイプは見た目がパンプスそのものです。
雨から守ってくれる範囲は狭くなりますが、普段通りのファッションで履きこなすことができます。
また、午前中は晴れているけれど午後や夕方から雨が降る、という日のレインシューズとしてもおすすめです。見た目もレインシューズ特有のテカリがないものも多いですし、違和感なくコーディネートに溶け込みます。
フラットタイプもありますが、水溜りなどの影響を受けたくない場合は、ヒールがあるものがおすすめです。脚長効果も期待できるでしょう。
レインシューズのサイズ選びのポイント
普通の靴とは少し異なるレインシューズ。サイズを選ぶときには、以下のポイントに気をつけてみてください。
ショートタイプ・パンプスタイプはいつも通りのサイズで
レインシューズの中でもショートタイプかパンプスタイプを選ぶなら、基本的にはいつも通りのサイズを選びましょう。ただし、レインシューズを履く時に靴下を履くのであれば通常より1サイズ大きなものを選ぶと安心です。
ミディアムタイプは履き口のサイズをチェック
ミディアムタイプのレインシューズを選ぶのであれば、履き口のサイズを確認しましょう。足のサイズは通常履いている靴のサイズを参考に選びますが、履き口が小さすぎると脚が太く見えてしまいます。また逆に大きすぎてもそこから雨が入ってしまうので注意が必要です。
ロングタイプは筒周りの太さと長さをチェック
ロングタイプはミディアムタイプに比べると筒周りが細いです。
そのためスラっとして見えるのですが、ジッパーなどがついていないのであまりにもふくらはぎににぴったりなサイズだと着脱がしづらくなります。パンツインをしたいと考えている人は少し太めを選ぶといいでしょう。
また、ブーツの長さも確認してください。膝下くらいがちょうどいいサイズです。膝までかかってしまうと動きづらくなります。
お気に入りのレインシューズを見つけて雨の日をもっと快適に
種類もデザインも豊富なレインシューズ。お気に入りの一足を見つければ雨の日もコーディネートが楽しくなります。
種類ごとの特徴やサイズの選び方を参考にして、ご自身のファッションにぴったりのレインブーツを見つけてください。